次なるブームの予感!日本の旅行者がソウルで行列を作る「ナッコプセ」の魅力とは?
まずは基本から!「ナッコプセ」ってどんな料理?
韓国グルメのトレンドに敏感な皆さんなら、もうご存知かもしれませんね。今、韓国好きの間でじわじわと人気が拡大しているメニュー、それが「ナッコプセ(낙곱새)」です。この不思議な響きの名前、実は使われているメイン具材の頭文字を取ったものなんです。
- 낙(ナク):낙지(ナクチ) - 手長ダコ
- 곱(コプ):곱창(コプチャン) - 牛の小腸(ホルモン)
- 새(セ):새우(セウ) - エビ
そう、ナッコプセとは、プリプリのタコ、旨味たっぷりのホルモン、そして甘みのあるエビという、海の幸と山の幸が融合した夢のような鍋料理(チョンゴル)のこと。これらの具材を、玉ねぎやネギなどの野菜と一緒に、コチュジャンベースの甘辛い特製ヤンニョムでグツグツと煮込んでいただきます。
もともとは港町・釜山の郷土料理として有名でしたが、その中毒性のある美味しさが口コミで広がり、今やソウルでも本格的なナッコプセを味わえる専門店が急増中。わざわざ釜山まで行かなくても、ソウルの中心部でこの味を楽しめるようになったことで、一気に人気が爆発したのです。
なぜ今、ソウルで「ナッコプセ」が行列グルメに?
ナッコプセ人気に火をつけたのは、やはりメディアの影響が大きいようです。韓国の人気グルメ番組『줄 서는 식당(行列のできる食堂)』などで次々と紹介され、韓国人の間でも「並んででも食べたい味」として確固たる地位を築きました。ソウルの流行発信地である弘大(ホンデ)や江南(カンナム)、昔ながらの風情が残る益善洞(イクソンドン)など、様々なエリアに行列の絶えない人気店が存在します。
そしてこのブームは、韓国を訪れる日本人旅行者にも飛び火しています。最近、日本のとある旅行情報サイトが「もう一度食べたい韓国料理」としてソウルのナッコプセを紹介したことも、知名度アップの大きなきっかけになりました。SNS上では「釜山で食べた味が忘れられなかったけど、ソウルにも美味しいお店があった!」「辛いけど旨味がすごくて、ご飯が止まらない!」といった絶賛の口コミが溢れています。実際にソウルの人気店を訪れると、日本人観光客の姿も多く見かけるようになりました。
人気の理由は、ただ美味しいだけでなく、その「食べ方」の楽しさにもあります。多くの店では、テーブルに運ばれてきた鍋を店員さんが手際よく混ぜて、食べごろを教えてくれます。そして、ただ鍋としてつつくだけでなく、アツアツのご飯に具材と汁をたっぷりかけ、韓国海苔やもやしのナムルなどと一緒にビビンバのように混ぜて食べるのが定番スタイル。魚介の旨味とホルモンのコクが溶け出した甘辛いスープがご飯一粒一粒に絡みつき、一度食べたら忘れられない味になるのです。
絶対に外せない!ナッコプセの美味しい食べ方とシメの楽しみ
ナッコプセを120%楽しむための、おすすめの食べ方をご紹介します。初めてでも、これさえ押さえておけば大丈夫!
まずは辛さの調節。多くのお店では注文時に辛さを選べるので、辛いものが苦手な方でも安心です。基本の味(ポトンマッ)でも少しピリ辛なことが多いので、心配な方は一番辛くない味(スナンマッ)から試してみるのがおすすめです。
鍋が煮えてきたら、いよいよ実食。先ほど紹介したように、ご飯と混ぜて食べるのが王道です。具材の食感のコントラストもたまりません。タコの弾力、ホルモンのとろけるような柔らかさ、エビのプリッとした歯ごたえが、口の中で最高のハーモニーを奏でます。
そして、ナッコプセの本当のクライマックスは「シメ」にあります。具材をある程度食べ終えたら、残った旨味たっぷりのスープで作る「ポックンパ(볶음밥/焼き飯)」は絶対に外せません。ご飯とキムチ、韓国海苔などを入れて炒め、鍋底にできたおこげをカリカリといただくのが最高です。また、うどんやラーメン、タンミョン(韓国春雨)などの「サリ(사리/追加具材)」を加えて、味の染みた麺を味わうのもまた格別。お腹の空き具合に合わせて、最高のフィナーレを楽しんでくださいね。
サムギョプサル、タッカンマリ、チキンといった定番グルメももちろん魅力的ですが、次の韓国旅行では、新しい「推しグルメ」を探してみませんか?甘くて、辛くて、旨味が凝縮されたナッコプセは、あなたの韓国グルメ史に新たな1ページを刻んでくれるはずです。
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