2026年夏、韓国ファッションは「ジェルク」一色!K-POPアイドルも夢中の“ジェリーシューズデコ”旋風とは?
Y2Kの次に来た!「デコる」文化が生んだ新トレンド「ジェルク」
2026年の夏、韓国のファッションシーンを席巻しているキーワードが「젤꾸(ジェルク)」です。ソウルの街を歩けば、足元をキラキラと個性的に飾った若者たちの姿が目に留まります。この「ジェルク」とは、「젤리 슈즈 꾸미기(ジェリーシューズ クミギ)」、つまり「ジェリーシューズをデコること」を縮めた言葉。その名の通り、半透明で柔らかなPVC素材のジェリーシューズを、自分好みのパーツで飾りつけて楽しむカルチャーです。
少し前まで韓国では、お気に入りのバッグにキーホルダーやチャームをじゃらじゃらと付けて個性を表現する「백꾸(ペック)=バッグデコ」が流行していましたが、その流れが今、足元へと移ってきました。ベースとなるのは、2000年代に流行したY2Kファッションのリバイバルで再び注目を集めたジェリーシューズ。かつては子供時代の夏の定番だった懐かしいアイテムが、Z世代の「自分だけのものを持ちたい」という欲求と結びつき、最新のトレンドとして華麗にカムバックしたのです。
このブームの背景には、クロックスサンダルを「ジビッツ」と呼ばれるアクセサリーでカスタマイズする文化が既に定着していたことも大きいでしょう。「ジェルク」は、その延長線上にある、より自由でクリエイティブな自己表現の一形態。リボンやビーズ、キャラクターもののチャームなど、多種多様なパーツを組み合わせ、世界に一つだけのオリジナルシューズを作り上げる過程そのものが、SNSでの共有を通じて新たなコミュニケーションを生んでいます。
K-POPアイドルも夢中!SNSで加速する「#젤꾸」の波
「ジェルク」ブームがこれほどまでに急速に広まった最大の理由は、やはりSNSの力とK-POPアイドルの影響力です。InstagramやTikTokで「#젤꾸」と検索すれば、色とりどりのパーツで飾られた、持ち主のセンスが光るジェリーシューズの写真や動画が次々と表示されます。そのクリエイティブな作例は見るだけでも楽しく、多くの若者たちの創作意欲を刺激しています。
このトレンドは、ファッションアイコンであるK-POPアイドルたちにも波及。例えば、BLACKPINKのリサは、クラシックなドレスの足元に大胆なチャームで飾ったジェリーシューズを合わせるという上級者コーデを披露し、大きな話題となりました。また、IVEのレイをはじめとする多くのアイドルたちが、私服やステージ衣装に「ジェルク」を取り入れています。彼女たちがSNSに写真をアップするたびに、ファンたちの間で「どこのパーツ?」「私も真似したい!」という声が上がり、ブームはさらに加速。憧れのアイドルのスタイルを真似する「ソンミンス」文化とも相まって、「ジェルク」は単なるファッションを超え、ファンカルチャーの一部にもなりつつあるのです。
韓国旅行の新定番アクティビティ!自分だけの「ジェルク」体験
この「ジェルク」ブームは、韓国を訪れる観光客にとっても見逃せない新しい楽しみ方を提供しています。ソウル市内には、自分だけのオリジナルジェリーシューズを作れるスポットが続々と登場しており、ショッピングやグルメと並ぶ人気アクティビティになりつつあります。
代表的な場所をいくつかご紹介しましょう。
- 東大門の靴卸売市場: 様々なデザインのジェリーシューズが驚くほど安価で手に入ります。まずはここでベースとなるお気に入りの一足を見つけるのがおすすめです。
- 聖水(ソンス)の「NYUNYU(ニュニュ)」: アクセサリーのパーツショップとして有名な「NYUNYU」では、「ジェルク」専用のコーナーが設けられ、膨大な種類のデコパーツの中から好きなものを選んで、その場でシューズを完成させることができます。
- 「HeavenlyJelly(ヘブンリージェリー)」: 韓国初のジェリーシューズブランドとも言われ、ブームの火付け役の一つ。高品質なシューズとオリジナルデザインのパーツが揃っており、トータルで洗練された一足を作りたい人に人気です。
ベースの靴を選び、無数のパーツの中から「これだ!」という組み合わせを考え、ピンセットを片手に夢中で飾り付けていく時間は、まさに没入体験。完成したシューズは、韓国旅行の最高のお土産になるだけでなく、帰国してからも履くたびに楽しい思い出が蘇る特別なアイテムになるはずです。
単なる懐かしいアイテムの再流行に留まらず、Z世代の自己表現欲やSNSカルチャーと結びついて、新たなムーブメントへと昇華した「ジェルク」。この夏、韓国ファッションを語る上で欠かせないこのトレンドを、ぜひチェックしてみてください。
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